プーケット・オールドタウン｜西洋と東洋の融合シノ・ポルトギース建築とオンオンホテル

タイ王国のプーケットは、アジア有数のリゾートアイランド。太陽の日差しが眩しいビーチリゾートの一面と、ポップでカラフルなカフェが立ち並ぶノスタルジックな旧市街を持つ街である。

プーケット DATA
・面積12㎢
・人口8万人
・ベストシーズン11月〜3月

プーケット・オールドタウン

プーケットは、13世紀頃から島内で採掘される錫すずの交易で栄えた島。これに携わったポルトガル人や中国人が築いたのが、島の南部にあるプーケットタウン。

西洋と東洋の文化が混ざり合ったレトロな街は、シノ・ポルトギース呼ばれる家屋が建ち並び、観光客の目を楽しませる。プーケットを訪れる観光客は、ロシア人がもっとも多く、中国人、インド人と続く。

レオナルド・ディカプリオ主演「ザ・ビーチ」で有名なピピ島に加えて、撮影に使用されたプーケットで一番古いホテル「オンオンホテル」も見どころのひとつ。

オンオンホテルは、1927年創業の由緒あるホテルながら、2泊12,000円で宿泊できた。昔ながらの家具や調度品が所狭しと飾られ、宿泊者だけの空間でドリンクを頂けるので優越感にも浸れる。丁寧にリフォームされているので快適性も申し分ない。

オールドタウンの真ん中に位置しており、アクセスも良くランドマーク的な存在になっている。

プーケットの海は、よく「アンダマン海の真珠（Pearl of the Andaman）」と例えられる。タイ南部のアンダマン海に位置し、美しい白い砂浜のビーチやエメラルドグリーンの透明度の高い海として知られる。

オールドタウンからは港が近いため、ピピ島やロジャー・ムーア主演「007黄金銃を持つ男」のロケ地になったジェームズ・ボンド島など、滞在中にアイランドツアーも手軽に楽しめる。

雨季でも一日中雨が降り続くことはない。ナイトマーケット(日曜日の夜）を散策したり、プールで泳いだりして、ホテルヴァカンスも楽しめる街である。