ファミリーキャンプを卒業し、中年夫婦が始めたカップルキャンプ。
今回は、琵琶湖畔のキャンプ場を訪ねてみました。
琵琶湖は日本一大きな湖で、1周するのに約200km。湖畔には多くのキャンプ場が営業しています。
そのなかで「なっぷ」で高評価(4.6点)の「森のHolidayキャンプ場」へ訪れました。
スウェーデントーチを手に入れましたので、夜の鉄板焼も楽しみのひとつ。
波打ち際の静かな湖畔から眺める朝陽が、とても素敵なキャンプ場でした。
森のHolidayキャンプ場
受付と共有施設
「森のHolidayキャンプ場」は、水辺の林を切り開いたワイルドなキャンプ場。高島市の湖岸道路304号線にあります。湖岸道路は1本道ですから、迷うことはありません。
開業されたばかりで、現在も開拓が進行中。土日は先々まで予約で一杯でしたが、本日は金曜日。私達夫婦とソロキャンパーさんの2組だけでした。
オートサイトを予約していましたが、ワイルドサイトへ変更も可能とのこと。通常は車の乗り入れ不可のところ、車もサイトに横付けしてよいとのこと。気さくなご夫婦が運営されているキャンプ場で、高評価うなずけます。
レストランも併設されていました。仮設トイレが3か所、女性はレストランのトイレも利用可能です。
炊事場も2か所ありました。熱湯の出るポリタンクが用意されており、食器を洗うのに助かります。
ワイルドサイト
こちらが1番人気のワイルドサイトで、直火OKです。琵琶湖から吹く風を遮るために、森から材料を集めた手作りのリフレクターが設置されていました。
ブッシュクラフトインストラクター資格を持つ支配人様から、講習を受けることもできます。
ワイルドサイトは、テントとタープを張っても十分な広さがあり、車も横付けできてラッキーでした。木漏れ日が降り注ぐサイトは、ちょうど木陰になっており涼しくさえ感じます。当日は28℃の夏日でしたが、夜は寒いくらいでした。
琵琶湖畔
森の小径を抜ければ、大きな琵琶湖が眼前に広がります。夏は水遊びができそうです。ライフセーバーは常駐していませんので、遊泳は自己責任になります。
翌朝の日の出は、午前4時41分。すでに漁船が活動を始めていました。静寂な浜辺で、打ち寄せる波の音だけが響きわたります。遠くに伊吹山を臨むことができ、湖面に写る朝陽が幻想的でした。
キャンプ場データ
森のHolidayキャンプ場
滋賀県高島市安曇川町北船木110
電話090-8481-4116
・大阪から車で90分
・名古屋から車で120分
●キャンプサイト1泊
・森のサイト 3,300円
・オートサイト 3,300円
・ワイルドサイト 3,300円
・大人1名ごと 1,000円
・AC電源 1,000円
・温水シャワー 300円
・駐車場15台 1,000円
・二輪車 500円
●カード決済不可(PayPay決済のみ可)
スウェーデントーチ料理
キャンプ場までの道中、道の駅「妹子の郷」に立ち寄り、スウェーデントーチを購入。太さによって値段はマチマチ、一番太い1,200円のトーチにしました。鉄板でお肉を焼くのが楽しみです。
着火剤に火をつけ、集めた小枝を乗せて燃やします。
大きな厚手の鉄板を載せ、食材を並べます。トーチが燃え崩れる前に、早く料理を食べないと、鉄板ごとひっくり返ります。肉とソーセージが美味しそうです。
1時間も経過するとご覧の通り。自立しているのがやっとの状態。
崩れ落ちたスウェーデントーチは、焚き火の種火にして最後まで楽しみます。こちらのキャンプ場は直火OKですから、とてもワイルドに燃え尽きました。
湖畔から見える星空はとても綺麗で、久しぶりに蛍も鑑賞できましたよ。
あとがき
梅雨シーズンで天候が心配でしたが、当日は絶好のキャンプ日和。都会の喧騒から逃れ、とても癒される時間を過ごせました。
寄り道して、高島市の観光名所「メタセコイヤ並木」を通り抜けました。約2.4Kmに並ぶ500本のメタセコイヤ並木。清々しく新緑に色付いた街道が、ドライブを楽しませてくれました。
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