古座川一枚岩自然公園キャンプ場の閉鎖情報~中年夫婦のカップルキャンプ

古座川一枚岩キャンプ場

和歌山県古座川こざがわの「一枚岩キャンプ場」でキャンプをしました。

ファミリーキャンプを卒業し、中年夫婦が始めたカップルキャンプ。

日本にもこんな大きな一枚岩があることに、びっくり仰天です。

2023年6月、残念ながらキャンプ場は閉鎖しました。

しかし、区画サイトは閉鎖しましたが、河原でのキャンプは無料で楽しめます。予約案内やゴミ処理の相談は無くなりましたが、道の駅は営業中でBBQも楽しめます。

この記事では、一枚岩キャンプと周辺の見どころを紹介します。

一枚岩自然公園キャンプ場

一枚岩自然公園キャンプ場は、古座川「一枚岩」のふもとにあります。一枚岩と清流古座川を眺めながら、大自然を感じる神秘的なキャンプ体験が味わえます。

古座川の一枚岩は、高さ150m・幅800mの大岩壁で、国指定の天然記念物。断層や風化により巨大な一枚岩のまま残存することは稀で、国内では大野亀おおのがめ(佐渡島・高さ167m)、千尋せんぴろの滝(屋久島・高さ200m)とともに最大級とされています。

道の駅一枚岩 monolith(モノリス)

道の駅モノリスの外観

キャンプ場は、道の駅monolithモノリスが管理していましたが、現在はBBQのみ営業中。カフェの窓際カウンター席から、一枚岩を見渡すことができます。キャンプでなくとも、立ち寄ってみると面白いと思います。

道の駅の売店

道の駅では、古座川町の地産品が販売されていました。

道の駅のトイレ

公衆トイレは、人感センサーで照明が点灯します。夜道は暗いですが、トイレは明るく安心です。ウォッシュレットでしたが、温水機能が壊れていて残念でした。キャンパー専用のゴミ捨て場もあったのですが、現在はゴミを持ち帰らなくてはなりません。

キャンプサイト

道の駅の階段を降りるとキャンプサイト

道の駅から河原に降りると、フリーサイト(河原)か、区画サイト(コンクリート)を選択できました。当日は、雨による川の増水が心配でしたので、区画サイトを選びました。

巨大な一枚岩

河原から雄大な一枚岩がせまります。想像以上の大きさに驚きを隠せません。日本のウルル(エアーズロック)とは言い過ぎでしょうか…。左隅に豆粒のような人影が写っていますので、その大きさが計り知れるというものです。

テントを張ったコンクリートサイト

和歌山県に大雨洪水警報が出ましたので、河原にテントを張るキャンパーはいませんでした。コンクリートサイトはペグを打てませんので、タープを張るのは諦めます。石や土嚢どのうが用意されており、テントだけ設営したのですが、夜中の暴風雨で吹き飛ばされないかヒヤヒヤしました。

翌朝の一枚岩

翌朝の天候は晴れ。一枚岩の全景を撮影してみました。あまりにも大き過ぎて、数百メートル離れて、ようやく全体像がカメラに収まりました。

国道42号線を曲がると売店がありません。あらかじめスーパーで買い物を済ませておくとよいでしょう。大雨でキャンプらしい食事は取れませんでしたが、とにかく一枚岩に圧倒されるキャンプ場でした。

キャンプ場データ

①区画サイト(コンクリート)→閉鎖中

②フリーサイト(河原)→無料

③日帰りBBQ(河原)→営業中

④アクセス

▶大阪・田辺方面から国道42号
 和深交差点か、高富交差点を左折20分
 ×和深交差点から狭い道が続きます。
 
高富交差点からおすすめします!
▶三重・新宮方面から国道42号
 西向交差点を右折20分

道の駅一枚岩monolith(モノリス)
和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2
電話0735-78-0244

古座川周辺の見どころ

くしもと大橋

くしもと大橋

一枚岩キャンプ場から紀伊大島まで、約20Km、車で30分。くしもと大橋は、本州潮岬と紀伊大島を結びます。386mのループ橋と290mのアーチ橋で構成された珍しい橋は、一見の価値があります。

トルコ記念館

トルコ記念館

日本人とトルコ人の感動の救援劇を描いた映画「海難1890」。エルトゥールル号遭難事件の現場を間近で見ることができます。荒れた海で座礁したトルコ船と、救援に向かった日本人の歴史を知ることができます。

本州最南端の碑

本州最南端の碑

潮岬しおみさきは、本州最南端の地。岬の近くに1868年に建設された潮岬灯台が建っており、南方に広がる太平洋の景色が美しく、観光地として多くの人が立ち寄ります。

近大マグロ丼

本州最南端の碑を見てから、潮岬タワー大食堂で近大マグロ丼を食べるのもおすすめ。有名な近大マグロ丼は、1600円です。

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