さんふらわあ・むらさき|スイートなのに夕食難民のフェリー旅/大阪〜別府

さんふらわむらさき号の勇姿

さんふらわあは、大阪南港と別府国際観光港を結ぶカーフェリー。

一目でわかる「太陽のマーク」がシンボル。

昭和26年に「海の玄関口」として重要港湾の指定を受けた別府国際観光港。国際的な観光地として、外国人からも人気の高い巨大温泉リゾートが広がる。

新造船「むらさき」「くれない」は、2023年に就航した日本初のLNG(液化天然ガス)燃料フェリー。LNG燃料は、大量輸送と貯蔵が可能で、燃焼時に硫黄酸化物を排出せず、CO2や窒素酸化物の排出も少ないクリーンな船舶燃料として期待されている。

今回「むらさき号」のスイートルームを予約できた。新造船に乗船するのは初めてなので、とても楽しみ。

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大阪南港からカジュアルクルーズ出航

大阪南港からマイカーで乗船。

窓口で乗船チケットに交換してもらう必要がなくなり、スマホのQRコードをかざすだけで乗船できる。

ただ、トイレに困って、結局コスモフェリーターミナルへ出向くことになった。

港には、すでに「むらさき号」が停泊していた。

瀬戸内海を運行するフェリーは、大きな波の心配がないため、船舶の横から車輌を運搬できる。多くのフェリーは、船舶の前や後ろから車輌を運び込む。

乗船開始、この瞬間が一番ワクワクする。

20:00 出航のドラが鳴り響く。

これはイベントのひとつになっており、たくさんの乗船客が見守っていた。

展望デッキ。港から整備員の方々が大きく手を振ってくれるのが嬉しい。

豪華スイートルーム

3層吹き抜けのアトリウムが、高揚感を掻き立てる。

客室は6階から8階。本日の客室は、スタンダードからスイートまで満室のようだ。

12室あるスイートルームの8012号室。

20㎡を超えるツインベッドルームは、バスタブやトイレ、バルコニーまで付いている。展望大浴場が素晴らしいので、バスタブを利用することは無かったが、共同トイレを使用しなくて済むので助かる。

以前、スタンダードに乗船した際は白いスリッパだったが、スイートはふわふわのシックなスリッパだった。

水のベットボトルや、コーヒースティックに加えて、フリードリンクのホワイトワインとオレンジジュースが嬉しい。

売店で販売されているクッキーも備え付けてあった。

船内のアトリウムには、麻の葉の「組子くみこ模様」が散りばめられており、スイートルームをデザインする特徴のひとつにもなっている。

そして、最大の特権は、スイートカフェラウンジを無料で利用できること。QRコードをかざすと、スイートルームの宿泊者だけが入室を許される。

アイスクリーム「パルム」が食べ放題、ソフトドリンクも飲み放題。貧乏性で恥ずかしいのだが、下船するまでにアイスを4個も食べてしまった。

航行中の過ごし方

船内の最大の楽しみといえば、レストランのビュッフェ。ところが、当日は全ての部屋が満室状態。結論を先に書くと、レストランで夕食を摂ることができなかった。

マイカーから降りて乗船すると、すでにレストランには長蛇の列。車輌を利用しない乗客の方が多いため、マイカー利用者は出遅れてしまう。勿論、ずっと列に並んでいれば、閉店までに入店できる。しかし、そうすると出航のお見送りシーンや、明石海峡大橋のライトアップなどに立ち会えない。

閉店間際に並ぶのが良いとされる意見もあるが、満室の日はそれも難しい。最初から食事か夜景か優先順位を決めておくのが無難なようだ。ただ、売店や自動販売機で食料は豊富に調達できる。電子レンジも使用できるので、空腹を満たすことは容易い。

船内では、音楽イベントやプロジェクションマッピングが開催される。就寝時間まで乗船客を飽きさせない。就寝時間を迎えても眠るのが勿体ないようで、プロムナードでのんびりと過ごす乗船客が多かった。

21:15 明石海峡大橋のライトアップ。

ちなみに、金曜日にライトアップを見れるチャンスは以下の通り。
・明石海峡大橋 21:15
・瀬戸大橋 00:40
・来栖海峡大橋 03:00

明石海峡大橋のライトアップも見れたので満足。

売店で購入したカップ麺と、フリードリンクのホワイトワインで食事を済ませることにした。

別府港の輝く朝陽

翌朝、早朝にレストランへダッシュ。

しかし、朝のレストランはガラガラだった。値段も750円で大満足。

別府港が近づいてくると、ちょうど朝日が昇る時間。

スイートルームのバルコニーから見える朝陽が、海面に輝いてとても綺麗。

07:55 着岸。

残念ながら下船の時間を迎えてしまった。あっという間の12時間の船旅。もっと乗っていたかったなあ。今回の船旅の様子を、YouTube動画に残しました。是非ご覧ください。

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