マニャガハ島は、サイパン島の西方約5kmの距離にあり、北マリアナ諸島(サイパン・ロタ・テニアン)に属している。
透明度が視認距離40mともいわれ、シュノーケリングやダイビングのスポットとして有名だ。
サイパンは、成田からユナイテッド航空が直行便を運航しており、約3時間半で到達できる一番近いアメリカ(自治領)でもある。
観光地や大規模ショッピングセンターはなく、ハワイやグアムのような喧騒とはかけ離れているため、時間がゆっくり流れているように感じる。
ゴルフをラウンドしたあとに、珊瑚礁が美しいマニャガハ島を訪れてみた。
マニャガハ島
サイパンのマリアナカントリークラブでラウンドした。グアムと同じで、バンカーの赤土がゴルファーを悩ませる。
マニャガハ島には、サイパンから定期的なボート便が運航している。観光客は、現地ツアーに申し込むと便利だ。
マニャガハ島に上陸できる桟橋はひとつだけ。
白い砂浜が続く美しいビーチ。パラソルやチェアをレンタルでき、シャワー施設も整っている。
珊瑚礁が豊富で、さまざまな熱帯魚やウミガメを見かけることもできる。シュノーケリングであれば、初心者でも手軽に挑戦できるだろう。
マニャガハ島は、その美しい自然環境に加えて、第二次世界大戦の歴史に関わる場所である。戦時中、この島は軍事的な重要性を持っていた。残された大砲跡から、その歴史の痕跡を垣間見れる。
サイパン島に戻ったあと、タクシーでバンザイクリフにも訪れた。
島の北端にあるバンザイクリフ。 1944年6月、米軍に追い詰められた1万人の日本兵や民間人が、集団自決した場所。「万歳」を叫びながら、80mの断崖から海に飛び込み、海は血で真っ赤に染まったといわれる。
日本人は、悲しい歴史を忘れてはいけない。
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