まずい?海南航空の機内食|重慶~海口美蘭~関空

海南航空の機内食

海南はいなん航空から、フライト4日前にキャンセルメールが届いた。

これには、びっくりした。

重慶から関空まで直行便を予約していて、運賃も支払い済みだったから。

一応、代替便が提示されている。

●代替便1⇒1週間後の直行便。
●代替便2⇒海口美蘭国際空港(海南省)の経由便。

これは厳しい。1週間後はあり得ない。経由便にすると帰国に2日要する。

キャンセルするか?

再考した結果、経由便を利用することにした。

経由便は、旅費が5,000円安くなり、ひとり16,780円になった。

それに海南航空は、スカイトラック社(英国)の評価で、中国系で唯一の5つ星。

また、中国系の国内線は、機内食も出るので楽しみ。

重慶〜海口美蘭

17:05フライト

重慶から海口美蘭空港まで国内線。

海口美蘭空港は海南省にある。島全体が海南省になっており、中国唯一の亜熱帯地域である。中国のハワイと称され、日本の沖縄のような存在。

機材はB737-800、座席配列3-3、シートピッチは74cmで狭い。電源やモニターは無い。CAさんのユニフォームが、南国風で評判もよい。しかし、中国系の機内はとにかく騒がしい。耳栓必須。

中国の国内線に搭乗する際は、充電器に注意。CCCの認証がないと必ず空港で没収される。

チキンライス

わずか2時間の国内線ながら、機内食が出てきた。選択肢はチキンライスかシーフードヌードル。

チキンを選択。ガーリックライスに薄切りのチキンが乗っていた。それだけで美味しかったのに、海南風味醤をかけると香味の匂いが強烈な嫌いな味になってしまった。

シーフードヌードル

妻の選択したシーフードは、魚醤の薄味ヌードル。いずれも微妙な味付けだけど、機内食があるだけで嬉しい。水はペットボトルが配られた。

19:10着陸予定が、10分遅れて19:20着陸

12時間のトランジットで、海口美蘭空港ホテルに宿泊。

海口美蘭〜関空

翌朝8:05フライト。

機材はB737-800、座席配列3-3、シートピッチは76cmで国内線より若干広い。モニターは無いが、iPadを置くに便利な形状。足元には、USB(Aタイプ)ポートがある。アメニティはブランケットだけだが、機内は程よく暖房が入っていて快適。

9:00機内食。

選択肢は、ビーフヌードルかチキンライス。

ビーフを選択。牛肉ミンチが入ったミートスパゲティのような風味。パン、スポンジケーキ、フレーバーヨーグルト。ドラゴンフルーツ、メロン、柑橘の盛り合わせ。

右側の漬物大根は美味しい。しかし、左側のスパイスは、少し口に含んだだけで唇が痺れるほど辛い。味見をせずに、いきなりヌードルにかけるのは、絶対に辞めた方がいい。

11:40(現地12:40)着陸。

予定より30分早く到着。

スカイトラック社の航空会社評価

Skytrax(英国:航空会社・空港の格付けを行う機関)の公式サイトによると、「5-Star Airline(5つ星航空会社)」に認定している航空会社は以下の通り。  

  • ANA All Nippon Airways(日本)
  • Asiana Airlines(韓国)  
  • Cathay Pacific Airways(香港)  
  • EVA Air(台湾)  
  • Garuda Indonesia(インドネシア)  
  • Hainan Airlines(中国)  
  • Japan Airlines(日本)  
  • Korean Air(韓国)  
  • Qatar Airways(カタール)
  • Singapore Airlines(シンガポール)  
  • STARLUX Airlines(台湾)  

あとがき

中国系の航空会社は、総じて評価が低い。遅延も多いし、機内も騒々しくて落ち着かない。今回も4日前のキャンセルメールには面食らった。

しかし、中国系の航空会社といえど、サービス内容に大きな不満は無いし、航空券を激安価格で購入できるのが嬉しい。下手にLCCを選択するより、きっと満足度は高いと思う。

海南航空は子会社に香港航空も抱えており、そちらの満足度も高かった。日中の政治的な問題で、人の流れが阻害されるのは辞めて欲しいものだ。

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