12月の石垣島。
夏には高くて泊まれない、離島のリゾートホテルに泊まってみよう。
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小浜島の「はいむるぶし」が、もっとも高い評価4.7だった。
星野リゾートでなくてよかった。
星野は、オフシーズンでも高いからな…
この記事では、冬の「はいむるぶし」と小浜島の見どころを紹介します。
はいむるぶし
はいむるぶしの概要
はいむるぶしは、八重山諸島の小浜島にあるリゾートホテル。美しい自然と広大な敷地を活かしたリラックスした雰囲気が特徴。名前の「はいむるぶし」は、沖縄の方言で南十字星を意味し、ホテルから夜空に輝く満天の星々を楽しむことができる。
石垣港離島ターミナルから、フェリーで30分。冬の離島行きのフェリーは、かなり揺れる。
無料送迎バス
小浜港からホテルまで、無料の大型観光バスが送迎してくれる。予約は必要ない。フェリー発着時間に合わせてピストン輸送している。オフシーズンにもかかわらず、送迎バスが何台も到着する。チェックインの順番に10分ほど待った。
冬のはいむるぶし
12月は、クリスマス仕様のシーサーが出迎えてくれた。ハイビスカスで彩られたエントランスが、南国ムードを盛り上げる。
ホテルからの眺望は、八重山諸島の美しい海が広がり、自然豊かな風光明媚な景観が広がっている。
敷地は40万㎡もあるため、宿泊する部屋まで、スタッフが電動カートで送迎してくれる。
電動カートで数分移動して、宿泊棟に到着。本日の部屋は、スーペリアルーム。スイートとスタンダードの中間ぐらいの部屋。
広いテラスから、緑の芝生と青い海が見える。
さっそく、オリオンビールでくつろいだ。TVモニターは、60インチはあるだろう。アメニティのひとつひとつが高級。BOSEのBluetoothスピーカーも置いてあった。お気に入りの音楽を高音質で聴くことができる。
園内を散策してみる。さすがにプールで泳いでいる人はいないようだ。広大な敷地に露天風呂もある。部屋から歩いて5分かかるので、1度しか入浴しなかった。フロントに連絡すれば、スタッフが電動カートで送迎してくれるのだが、なんだか申し訳ない。
サンセット広場の夕日が綺麗らしい。本日は、あいにくの曇り空で残念。
園内の子やぎと目があう。じっと見つめてくる。目を逸らしたら負けるような気がしたが、こちらが根負けした。園内を1周するのに、ゆっくり歩いて1時間ぐらいかかった。夏に来ると楽しそうだ。
さて、夕食の時間。ダイニングの入り口はひとつ。なかで3種類のレストランに分かれる。ホテルの外にもスタッフが送迎してくれるが、小さい島の集落に飲食店が多いわけではない。現実的には、ホテルのレストランを利用することになる。当日予約できるメニューも豊富だ。
夜のコースメニューは、ひとり6,0000円から。「あぐー豚のしゃぶしゃぶ」をチョイスした。サラダやご飯はビュッフェ形式なのでお腹いっぱいになる。ちなみに、朝食は、ひとり2,240円から。
嬉しかったのは、ブルーシールのアイスクリームが食べ放題だったこと。結局、1個しか食べられなかったのが残念。ホテルでは、地元シンガーソングライターのLIVE演奏や、品揃えの多いギフトショップで観光客を飽きさせない。
翌朝11時のチェックアウト後も、フェリーの時間まで施設を利用できる。ホテルで貸し出してくれる電動レンタサイクルは、1時間700円。2時間借りて、小浜島の見どころを周遊してみた。
小浜島の見どころ
小浜島の概要
小浜島は、八重山群島に属し、沖縄本島から南西約50kmに位置する。長浜ビーチや小浜ビーチなど、海の透明度が高く、色とりどりの魚や珊瑚が楽しめるため、ダイビングスポットとして人気がある。また、島内にサトウキビ畑が広がり、沖縄の伝統的な農業の風景を見ることができる。
面積12.2平方km、人口約500人の小さい島ながら、石垣島からフェリーで30分程度とアクセスがよく、年間を通じて観光客でにぎわう。島内では高級リゾートホテルが営業しており、地元の海産物や沖縄料理を楽しみながら、ゆっくりとヴァカンスを過ごすことができる。
シュガーロード
さとうきび畑の直線が1kmも続くシュガーロード。沖縄の伝統的なサトウキビ農業の中心地であり、いまでも農業を支えた原風景が色濃く残っている。サイクリングで風を浴びながら、自然を満喫できるスポットになっている。
ちゅらさんの碑
小浜島の最高峰は、標高99mの大岳。八重山の展望台と言われ、周辺の島々が360度見渡せた。しかし、実際に眺望が素晴らしいのは西大岳。NHKドラマ「ちゅらさん」の撮影に使われたので、その景勝地を覚えている人もいるだろう。
コーラルビーチ
コーラルビーチは、珊瑚礁が外洋まで広がる美しいビーチ。透明度が非常に高いことで有名、ダイビングやシュノーケリングに最適なスポットのひとつ。今日は透明度が今ひとつだったので、やはり夏に来るべきだろう。
約2時間で島を半周し、約10kmのサイクリングと登山を楽しめた。
はいむるぶしのアクセス
石垣島から小浜島へのアクセスは、安栄観光と八重山観光フェリーが運行している。
石垣港離島ターミナルからフェリーで30分。片道1400円、往復2700円。
同じフェリー会社を往復で利用する場合のみ、往復割引が適用される。
小浜港からホテルまで、大型観光バスが無料送迎してくれる。
はいむるぶし
沖縄県八重山郡竹富町小浜2930
TEL:0980-85-3111
はいむるぶしの評価
従業員の接客は、とてもよく訓練されている。挨拶や笑顔、心配りが行き届いていると感じた。フロントやレストランに内線電話を架けると、必ずこちらの名前を呼んで受けてくれる。ぬちぐすい(命の薬)の心でもてなす申し分のないホスピタリティだ。
天候が良ければ、12月中旬から6月初旬にかけて南十字星を観測できる。今回は、石垣島から1泊2日の小旅行。予算は、ホテル宿泊、フェリー運賃、レンタサイクル料金、外食費用を入れて、夫婦で約5万円。海で泳ぐ年齢でもない。オンシーズンの半額以下で、高級リゾートホテルを満喫できるのはお得だと感じた。
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