
シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)は、イスラム教徒でなくとも、一度は訪れてみたい世界一豪華絢爛なモスク。
アブダビを代表するイスラム建築の傑作であり、世界的にも有名で壮麗なモスクです。
ただし、モスクに入るためには、厳格な服装チェックがあります。特に女性は注意が必要。
入場前の服装検査はもちろん、モスクの回廊を歩いている際も、後ろ髪が見えているだけでガードマンから注意されます。必ずスカーフを準備しておきましょう。
圧倒的なスケールと美しさ

シェイク・ザイード・グランド・モスクの面積は、約22,412㎡(東京ドーム約5個分)。収容人数は約40,000人の世界最大級のモスクです。
白い大理石と金箔の装飾が施された外観は、昼も夜も幻想的な美しさ。1996年に建設が開始され、2007年に完成しました。
UAEの国父であり初代大統領のシェイク・ザイードが、イスラム文化の象徴として建設を計画し、彼の死後に完成したものです。
世界最高級の建築素材

モスクの内外装には、世界最高級の建築素材が惜しげもなく使用されています。
ギリシャやイタリアの大理石を使用した壁や床。24金と宝石で装飾された99本のドーム。スワロフスキー製の世界最大級のシャンデリア。手織りで5,627㎡もある世界一大きなペルシャ絨毯など、見所はいっぱいです。
服装規定

イスラム教徒でなくとも入場可能ですが、入場には厳格な服装規定があります。
特に女性は、長袖、長ズボンにより手首から足首までを隠し、体のラインが判りにくいゆったりとした服装が必須。そして、髪の毛が見えないように、ヒジャブやスカーフを巻く必要があります。
男性であっても、半ズボンやノースリーブは禁止となります。

また、モスク内での行動にも厳格な規定があります。
愛情表現(キス、ハグ、手をつなぐこと)の禁止。女性はスカーフを脱ぐことを許されません。許可なくイスラム教徒の女性を撮影することも禁止されています。
フォトジェニックなスポット

豪華絢爛なモスクは、観光客にとってフォトジェニックな撮影ポイントが目白推しです。スワロフスキー製のシャンデリアや、世界最大の絨毯だけにとどまりません。
大理石や幾何学模様の装飾が美しい回廊、そして鏡張りの水面に映るモスクの姿は圧巻のひと言。昼間は純白の大理石が輝く荘厳な姿を見せ、夜は月の満ち欠けに合わせたライトアップで幻想的な青い光に包まれます。
シェイク・ザイード・グランド・モスクは、アブダビ市内中心部から約20分、ドバイから約1時間。私達夫婦は、ドバイから英語ツアーに参加しました。
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