サムティホールディングスの株主優待を利用して、「エスペリアホテル京都」に宿泊しました。
ホテルが位置する壬生は、壬生浪士隊といわれた新撰組が活躍した原点の場所です。
壬生屯所として使われた八木家の邸宅、兵法訓練に使用された壬生寺。
そして、花街として発展した島原。
ホテル周辺を散策し、新撰組の足跡をたどってみました。
エスペリアホテル京都
エスペリアホテル京都は、大浴場・スチームサウナ付きの、スタイリッシュな都市型ホテルです。
駐車場はありませんが、近隣にコインパーキング(1日800円~900円)がたくさんあります。
客室は機能的で清潔感があり、トイレも自動開閉式のウォッシュレットです。
大浴場があるので、ただのシャワールームかと思いきや…
ハンドシャワー、レインシャワー、それに前面10ヶ所から噴出する多機能ボディシャワーが付いていました。レバーを開栓すると、いきなり前方からお湯が吹き出し、びっくりしました!
ウェルカムドリンクは、深夜まで飲み放題。朝食ブュッフェは、1,540円(税込)。近隣に飲食店や24時間営業のスーパーフレスコが営業していますので、食事に不便はないでしょう。
エスペリアホテル京都
京都市下京区中堂寺壬生川町22
TEL 075-841-7777
JR丹波口駅から徒歩4分
新撰組の足跡
エスペリアホテル京都は、京都市下京区の壬生に位置しています。壬生浪士隊といわれた新撰組が、幕末に誕生して活躍したことで有名になり、新撰組ファンには見応えのある街です。
壬生寺
新撰組の兵法訓練が行われていた壬生寺。拝観は無料ですが、歴史資料室は有料です。
歴史資料室には、仏像などの寺宝と、新撰組にまつわる資料が展示されています。資料室奥の境内には、近藤勇や土方歳三の銅像、隊士を祀った壬生塚があります。
壬生寺
京都市中京区壬生梛ノ宮町31
拝観料無料/歴史資料室300円
八木邸
新撰組が誕生し、壬生屯所として使われた八木家の住宅です。屋敷の中には、暗殺された芹沢鴨の刀傷が生々しく残されています。写真撮影は禁止でした。
現在は、和菓子店が併設されており、入場料に専属ガイドの案内、そして一服とお茶菓子が含まれています。30分程度のツアーですが、予想以上に満足度の高いガイドさんでした。
八木邸
京都市中京区壬生梛ノ宮町24-24
入場料1,000円(ガイド・抹茶・屯所餅付)
島原・角屋・輪違屋
これは、島原入口の大門です。
島原は、江戸時代以来、花街として発展してきました。当時の名残をとどめるのは、この「大門」と「角屋」「輪違屋」の3ヶ所だけになっています。
角屋は、島原開設当初から続く揚屋(現代の料亭)です。置屋から、太夫や芸妓を呼んで遊宴が繰り広げられました。いわゆる遊郭ではなく、文芸の席やお茶の席も催されていたようです。国指定の重要文化財建築物になっています。芹澤鴨は、新撰組局長クラスの宴会に出席した夜に、八木邸で暗殺されました。
輪違屋は、太夫や芸妓をかかえていた由緒ある置屋です。増改築を経て、明治4年に現在の姿になりました。京都市指定の文化遺産になっています。新撰組を題材にした時代小説は数多いのですが、芸妓糸里や八木家の女房達の視点から芹沢鴨暗殺事件を描いた「輪違屋糸里」もおすすめです。
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