
さんふらわあは、大阪南港と別府国際観光港を結ぶカーフェリー。
一目でわかる「太陽のマーク」がシンボル。
昭和26年に「海の玄関口」として重要港湾の指定を受けた別府国際観光港。国際的な観光地として、外国人からも人気の高い巨大温泉リゾートが広がる。
新造船「むらさき」「くれない」は、2023年に就航した日本初のLNG(液化天然ガス)燃料フェリー。LNG燃料は、大量輸送と貯蔵が可能で、燃焼時に硫黄酸化物を排出せず、CO2や窒素酸化物の排出も少ないクリーンな船舶燃料として期待される。
今回「むらさき号」のスイートルームを予約できた。新造船になってから乗船するのは初めてなので、とても楽しみだ。
大阪南港からカジュアルクルーズ出航

大阪南港。今回は、マイカーで乗船。
以前のように、窓口で乗船チケットに交換してもらう必要がなくなり、スマホのQRコードをかざすだけで乗船できる。
ただ、トイレに困り、結局コスモフェリーターミナルへ出向くことになった。

港には、すでに「むらさき号」の勇姿が停泊していた。
| むらさき・くれない | 主要諸元 |
|---|---|
| 総トン数 | 17,114トン |
| 全長 | 199.9m |
| 全幅 | 28m |
| 航海速力 | 22.5ノット |
| 旅客定員 | 716名 |
瀬戸内海を運行するフェリーは、大きな波の心配がないため、船舶の横から車輌を運搬できる。多くのフェリーは、船舶の前や後ろから車輌を運び込む。

マイカーで乗船開始。この瞬間が一番ワクワクする。

20:00 出航のドラが鳴り響く。
もはやイベントのひとつになっており、たくさんの乗船客が見守っていた。

展望デッキ。港から整備員の方々が大きく手を振ってくれるのが嬉しい。
豪華スイートルーム

3層吹き抜けのアトリウムが、高揚感を掻き立てる。

客室は6階から8階。本日の客室は、スタンダードからスイートまで満室のようだ。

12室あるスイートルームの8012号室。
20㎡を超えるツインベッドルームは、バスタブやトイレ、バルコニーまで付いている。展望大浴場が素晴らしいので、バスタブを利用することは無かったが、共同トイレを使用しなくて済むので助かる。

以前、スタンダードに乗船した際は白いスリッパだったが、スイートはふわふわのシックなスリッパだった。

水のベットボトルや、コーヒースティックに加えて、フリードリンクのホワイトワインとオレンジジュースが嬉しい。

売店で販売されているクッキーも備え付けてあった。

船内のアトリウムには、麻の葉の「組子模様」が散りばめられているのだが、このスイートルームをデザインする特徴のひとつにもなっている。

そして、スイートルーム最大の特権は、スイートカフェラウンジを無料で利用できること。QRコードをかざすと、スイートルーム宿泊者だけが入室を許される。
アイスクリーム「パルム」が食べ放題、ソフトドリンクも飲み放題。貧乏性で悲しいのだが、下船までにアイスを4個も食べてしまった。
航行中の過ごし方

ここで注意事項をひとつ。
船内の最大の楽しみといえば、レストランのビュッフェだと思う。ところが、当日は全ての部屋が満室。結論を先に書くと、レストランで夕食を摂ることができなかった。

マイカーから降りて乗船すると、すでにレストランには長蛇の列。車輌を利用しない乗客の方が多いため、マイカー利用者は不利だと思われる。勿論ずっと並んでいれば、21:30閉店までに入店できる。しかし、そうすると港から出航のお見送りシーンや、明石海峡大橋のライトアップなどに立ち会えない。

閉店間際に並ぶのが良いとされる意見もあるのだが、満室の場合はそれも難しい。最初から食事か夜景か優先順位を決めておこう。ただ、売店や自動販売機で食料は豊富に調達できる。電子レンジも使用できるので、ひもじい思いをすることはない。

船内では、音楽のイベントやプロジェクションマッピングが開催される。就寝時間まで乗船客を飽きさせない。就寝時間を超えても眠るのが勿体ないようで、プロムナードでのんびりと過ごす姿が多かった。

21:15 明石海峡大橋のライトアップ。

ちなみに、金曜日にライトアップを見れるチャンスは下記の通り。
・明石海峡大橋 21:15
・瀬戸大橋 00:40
・来栖海峡大橋 03:00

明石海峡大橋のライトアップも見れたので満足。
売店で購入したカップ麺と、フリードリンクのホワイトワインで食事を済ませることにした。
別府港の輝く朝陽

翌朝、早朝にレストランへダッシュ。
しかし、朝のレストランはガラガラだった。値段も750円で大満足。

別府港が近づいてくると、ちょうど朝日が昇る時間。

スイートルームのバルコニーから見える朝陽が、海面に輝いて綺麗。

07:55 着岸。
残念ながら下船の時間。あっという間の12時間の船旅。もっと乗っていたかったなあ。
今回の記事の様子をYouTube動画に残しました。ご興味があれば是非ご覧ください。
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