
エジプトツアーで、ヒルトン・ピラミッド・ゴルフリゾートに2連泊した。
カイロ郊外にあるこのリゾートホテルは、ヴァカンスを楽しむ欧米人でにぎわっていた。
ヒルトン・ピラミッド・観光ホテル
ヒルトン・ピラミッド・ゴルフリゾートは、エジプトのカイロ郊外にある。ギザのピラミッドやスフィンクスから約10kmの距離にあり、エジプト政府とヒルトン・ホテルズが共同で開発した高級リゾートホテル。

ギザ地区から車で15分。新年1月に訪れたのだが、いまだにクリスマスツリーが飾られていた。暑い国でもクリスマスツリーを飾るんだな…

宿泊した部屋は、別棟にあるアネックスルーム。冷蔵庫、ポット、ドライヤーが備え付けてあり、持参したコーヒーが飲めた。

海外では珍しく、バスタブも付いているのがうれしい。アメニティは最低限のシャンプーやコンディショナーのみ。ハブラシはない。

部屋のバルコニーから、ライトアップされたプールサイドが見える。広い敷地に豪華なフィットネスセンターやレストランが併設されており、とてもリラックスできるリゾート空間。

さて、ビュッフェの夕食。正直言ってエジプトで美味しいと思った料理がない。甘くもなく辛くもなく、かといってスパイシーでもない。

エジプトでもっともポピュラーなSTELLAビールは何度も飲んだ。アルコール度数は4.5%、スッキリ軽くて飲みやすいので自分の好み。

明るくなると、部屋から18ホールの本格ゴルフコースが見える。よく晴れて澄んだ日には、ギザのピラミッドも遠くに見えるそうだ。
プールで泳ぐ人。ツーサムでラウンドする人。バーでビリヤードを楽しむ人。長期滞在に良さそうなホテルだった。
カイロ観光の見どころ

ホテル周辺の見どころは、ギザの砂漠地帯。有名なスフィンクス像。ライオン型の胴体は57m、高さは20mもあり、数あるスフィンクス像のなかで、ギザのスフィンクス像がもっとも大きい。実は、スフィンクス像がエジプトのいたるところに鎮座しているのを知らなかった。

そして、ギザの3大ピラミッド。クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3基が、多くの観光客を魅了する。バスの窓からピラミッドが見えた時には鳥肌が立った。

実際にピラミッドに近づいてみると、大きすぎて全貌を撮影できない。平均2.5トンもある石灰岩が、230万〜270万個も積み上げられているそうだ。

ピラミッドの内部に入れたのは思い出になる。腰を屈めて蒸し暑い回廊を進むと、「王の間」にたどり着ける。内部に入れる人数に限りがあるので、興味があれば事前に確認しておいた方がよい。

カイロのベストシーズンは冬。意外にも暑くも寒くもなく、とても快適な旅でした。
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